コミックマーケット(C103)参加記録

2023年12月31日、コミックマーケット、いわゆるC103、いわゆる冬コミへ参加してきました。


読者の皆様はコミックマーケットとはどのような催しかご存じでしょうか。
弊ホームページの訓練された読者様でしたら、今更説明せずとも私以上に知り尽くしているとは思いますが私から教えて差し上げますわ。

コミックマーケット(略称:コミケ)とは、毎年夏と冬に東京ビッグサイトで大体2,3日くらい開催される同人誌即売会のことであります。
各出展者(専門用語で「サークル」と呼ぶそうです)が展示場内に長机、パイプ椅子を並べて、各々が作成した創作物を来店者に販売してくという、 いわばフリーマーケットのようなものですね。
商業誌とは違って近くの書店では買うことができず希少性が高いので、海外からも参加者が多く来日することで有名です。
また創作物の販売だけではなく、参加者が様々なキャラクターの仮装をして写真撮影に応じるというコスプレ撮影会も開催されます。
もはやヲタクのフェスティバルのようなものなのです。

なんでもコミックマーケットは、世界最大規模の同人誌即売イベントのようですね。
サークルの数も多いのですが、一般参加者はそれ以上に多く、世界中から終結したOTAKUが毎年100万人(諸説あり)参加しているとの噂です。
このように大規模なイベントですと、トラブルも多く発生します。
徹夜で会場付近に野宿して場所を確保する人がいる、炎天下で列に並び熱中症になる参加者が続出する、OTAKUの熱気でビッグサイト内に雲ができる、なのは完売など 初心者には敷居の高いイベントなのですね。

実は私は、2014年の冬にコミケに一般参加していたのです。
当時はヲタクアニメ、ゲームに興味がなく(※注1)、目当てのサークルもなかったので
午後のすいている時間に入場して何となく各ブースを回って目についた同人誌(X-MEN系)を2,3冊買ってすぐに帰りましたね。

それから幾年がたち、ToHeartに出会い葉鍵を中心とした90年代〜00年代ヲタクアニメ、ゲームにのめりこむようになりました。
Leafの傑作ノベルSLGゲーム『こみっくパーティー』(おなじみLeafです。今年もよろしくお願いします。)もプレイしましたし、TwittarでもLeaf関連の同人作家さんを多数ホローしていますので そのような作家さんの作品を入手したく、コミケへ参加したいという思いが年々強くなっていったのです。
ここ数年の異常気象により、夏に開催されるコミケに参加することは生命の危機があるので除外するので冬コミのほうにに参加しようと決めてはいたのですが、去年おととしと用事が重なっていたり 極度の疲労で外出が面倒になっていたりとで冬コミのほうにも参加はできませんでした。
2023年の年末は仕事もそれほど忙しくはありませんでしたので、意を決して参加することを決意したのであります。

2014年の時はカタログが入場チケット代わりだったと記憶しているのですが正しいでしょうか?
そのときは確か開催数日前にアニメイトでカタログを買った覚えがあります。
2020年くらいからチケット制(もしくは従来通りのカタログ+チケット/リストバンド)になったようですね。
以前と同じような考えだったので、前日くらいにアニメショップへ行ったらリストバンドが買えるだろうと思ってぎりぎりまでスルーしていたのですが考えが甘かったですね。
12/29に、千葉県内のそこそこ栄えている駅周辺のアニメショップへ行ったら両日ともに売り切れ、また別のアニメショップへ行っても売り切れでしたよ。
最後の最後にメロンブックスへ行ったら両日の在庫が十分にあってよかったですね。メロンブックス様様でございますよ。ありがとうございました。

なんとかリストバンドを購入できて、決戦の日、12/31の朝をむかえました。

千葉の奥地から夜汽車を乗り継ぎ、「ゆりかもめ」なる機械が操縦する面妖な列車に揺られて早10分、逆三角形のSFじみた建造物が目に飛び込んできました。
ここが夢にまで見た『こみっくパーティー』の聖地、東京ビッグサイトなのであります。

聖地巡礼記念。瑞希といっしょ


確か11時くらいに東京ビッグサイト駅に着いたと思うのですが、誘導員の指示に従って10分くらい歩いて東ホール前の広大なスペースに並びましたよ。
調べたところ、コミケの開始時間が10:30だったようですね。
私が待機列に並んだときは想像していたよりかは少ない人数でしたね。10分くらい待っていたら東ホールの中へ入場できました。
世界最大規模のヲタクイベントですので、ホールエントランス?の中へ入った瞬間右を向いても左を向いても人人そして人という状態でした。 冬だというのに熱気がすごく上着を脱いでもまた熱かったですね。

目当てのサークルの場所をあらかじめコミケマップアプリに登録しておいたので、マップをもとに各サークルを回りました。
東ホールの中に入っても人だかりが多くもみくちゃにされながらも目当てのサークルで販売物を買い、アプリに購買終了のチェックをつけていきました。

『こみっくパーティー』をプレイして以降、本当のコミケに参加した際にはぜひ行きたいと思っていたサークルがあるのです。
それは「CUT A DASH!!」「BLAZER ONE」「偽住所不定」という3サークルです。
そしてそれぞれの主催者は、みつみ美里氏、甘露樹氏、なかむらたけし氏です。
もうお判りでしょう。LEAF東京組のイラストレーターさんたちが主催しているサークルなのですよ。
BLAZER ONEはアナウンスがなかったので今年は参加していなかったと思うのですが、CUT A DASH!!と偽住所不定はカタログに名前が乗っていたので その2つも頒布物を買いに行こうと思いマップアプリに登録をしていたのですよ。
しかし、その2サークルはAの列、一番端に位置していたのですね。
コミケに詳しい方ならご存じかと思いますが、いわゆる「壁サー」というものなのです。
「壁サー」とは、言葉のごとく壁際に配置されるサークルのことを指します。
長い行列が並んでも他のサークルにに支障をきたさないようにと、人を多く並べることのできる壁際に配置することをコミックマーケット運営に許された数少ないサークルのことで 超大手サークルのあかしなのです。(と大庭 詠美が言っていました。)

CUT A DASH!!に行ったら外まで並んでいて最後尾が見えなかったので購入を断念しました。
おそらく、ついこの間最終回を迎えたアニメ『16bitセンセーション』の効果でただでさえ人気だったサークルがもっと有名になって爆発的に人が増えたのでしょうね。
頒布物は変えなくて残念でしたが、関係者っぽい人と話しているみつみ美里氏っぽい人を見かけられたので満足しました。(本人かどうかはわかりませんが。)

偽住所不定もそのあとに行ったら、もう完売したようで片づけをしている最中でしたね。
ただここでも、なかむらたけし氏のような人を見かけられたので満足でしたよ。(本人かどうかはわかりませんが。)
twittarでフォローしている作家さんを中心としたLeaf関連サークルを見終えた後は、以前好きだったアイマス(特にシンデレラ関連)のサークルにも足を運びました。
pixivでよく見ていた人たちが多くいたので、めぼしいものを片っ端から買っていきましたね。
ドールをスペースに飾ってそれらの写真集を販売していたサークルがあったので、写真集を一部買い、写真を取らせてもらったりもしました。


奇麗ですね。「りんふぃーるど!」というサークルさんです。


アイマス島も見終わり、次は企業ブースへ行こうと西ホールを目指して進みました。
ルートがわからずやみくもに歩いて行ったら出口まで行っちゃったりして散々でしたよ。やっとの思いで西ホールへたどり着いたらそこは東ホール以上に激混みだったので断念しました。
アクアプラスブース、ネクストンブースは気になっていたのですが、疲れちゃったし後で企業公式通販で販売されるものもあるだろうということでそのままビッグサイトを後にしちゃいましたね。


そして、東京に行ったときには恒例の...



メインがコミケでしたので、あまり長居はしませんでしたね。
最近、イソターネット老人の間で話題の店舗 夢織屋さんへ2回目の来店を果たしました。

店舗外観です。御茶ノ水駅、秋葉原駅から歩いて10分くらいです。


90年代末期〜2000年代初期あたりのアニメグッズが充実している夢のような空間です。
またアニメグッズだけでなく、トランスフォーマーなどのアクションフィギュアやスターウォーズカード、海外フィギュア雑誌も売っているので 30代、40代くらいのヲタク同志も楽しめること間違いなしです。

最近、leaf、keyそれぞれの福袋が販売されることをトゥイッターで知りましたので、それを買うために行ってきました。
生粋のLEAF主義者である私はもちろんleaf福袋を購入しましたよ。(直前でkeyのほうを買うか迷いましたが)
そのほかにもaquaplusの冊子(LEaf Style Book)と紙袋のセットになっている商品があったので一緒に買いました。

買い物を終えて駅前で写真を撮った後、しるログ管理人である鬼才・萬田橋鶴男先生から秋葉原着弾の報を受け、有名なでじこ看板前で合流しました。
そして萬田橋先生と一緒に夢織屋に行きました。
さっきも来店したので、店員さんに「おかえりなさい」と言ってもらえましたね。
コミュケーション障害でもある私(うたわれカフェ雑記参照)は、「エッwwエウェウェwwwアヨwwww(会釈)」としか返答できず申し訳なかったですね。
萬田橋先生は『ビ・ヨンド』のアニメレーザーディスクを購入していました。奇を衒っているお方ですね。

その後秋葉原駅へ戻って解散となりました。


10年ぶりのコミケで前とはいろいろと変わっていることもあり、また事前に行きたいサークルに目星をつけてスケジュールを立てたことは初めてでいろいろと不慣れなことはありましたが とても満足のいく参加となりました。
同人誌即売会って楽しいですね。夏場は厳しそうですが、冬みたいに厚着すれば何とかなりそうな時期にはまた行ってみたいくらいですね。
今度Leafオンリーの同人誌即売会が春ごろに開催されるようなので、時間が合えばそちらにも行ってみたいです。


※注1:厳密にいうと当時はローゼンメイデンにははまっていたのですが、公式から供給されるグッズで十分という感じでしたね。


おまけの写真コーナー!!!!
(クリックで画像が大きくなります。)

ドコモの移動式電波塔のようです。
よくコミケでは人が多すぎて電波が繋がりづらいという話があるので、各携帯会社も対策を打っているのですね。
そのおかげで私は快適にtwitta-に投稿できました。



東ホール前のtaikiretuです。
11時過ぎくらいに来たのでだいぶすいているほうではないかと思います。
短時間しか待ちませんでした。



古のヲタクの間で話題のアニメ『16bitセンセーション』の垂れ幕です。
噂によるとアニメ制作会社の企業ブースは大規模で混んでいたようですね。
cut a dashも同様でしたよ。



夢織屋さんの店内です。
いろいろ貴重なものがたくさんあります。
壁際にはテレビとドリキャスやファミコンがあり自由に遊べるそうです。



シン・いつもの


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